詳しいプロフィール
私は早稲田大学在学中に塾講師と家庭教師、そして卒業後は学校教員と塾経営を経験しました。
教えているときは仕事という意識以外に、どう説明したらこの子は理解してくれるだろう?どのような勉強方法を実践してもらえれば効率よく勉強できるだろう?と常に考えていました。
誤った方向へ導いては取り返しがつかなくなる!と常に心に思い、真剣勝負でした。
例えば、大人にとって6月は1年後またやって来るけれども、中学2年生の6月は2度と来ない!(1年後は中学3年生の6月だから)、と勝手に思い込んでいたのです。
この真剣勝負は、かなり頭を使い悩んだりしましたが、とてもやりがいを感じていました。
そして成果が表れた時の気持ちは表現できない程のものだったのです。
私は英語と算数・数学を教えていましたが、この苦労のおかげで、多くの効果的な勉強方法を知り学ぶことができたのです。
英語の教え方、学び方、算数・数学の教え方、学び方、そして様々な効率よい学習方法、いろいろなことを知ることは充実感がありました。
学生のときに勉強で知ること(知識を身につけること)とは別ものなのです。
この経験を生かして作成した書籍が『中学英語の英文法』『デイリー算数』『賢い子が実践!成績を上げる秘訣』です。
私は小学4年生~6年生まで塾に通っていました。
塾に通ったのはこの期間だけです。
近所に塾が開校された時、友達に誘われたのがきっかけです。
塾に通って、算数は計算練習ばかりでしたが、一番興味がありました。
学校の宿題以外で算数だけは週に3~4日勉強していました。
ですから算数は得意でした。
中学生になって、部活動が始まり、塾へ行く余裕はありませんでした。
部活動は毎日あり、帰宅すると疲れ果ててほとんど勉強もしませんでした。
定期試験前の試験勉強期間を除くと、ふだんの勉強は小学生の頃の方が長かったかもしれません。
中学生の時、それくらい勉強してなかったのです。
しかし、それでも数学は常に上位にいました。
当時、県内の中学生が全員同じ問題を受ける公開テストがあったのですが、数学だけは3年間満点を取り続けたのです。
偏差値は最高で79を取りました。
なぜこのように高かったかというと、毎回の数学の全県平均点が50~60点だったからです。
偏差値は試験を受ける人たちの点数(学力)によって変わります。
例えば自分の点数が80点の場合、試験の平均点が40点のときと、試験の平均点が70点のときでは、自分の偏差値は異なります。
当然、平均点が40点のときの方が、自分の偏差値は高くなります。
中学生になっても数学は好きでした。
得意だった一番の要因は小学生の時に算数を完全に理解していたからです。
つまり小学算数を完全に理解していれば、中学の数学も楽に理解できるのです。
算数も数学と同様、問題を解く際は暗記に頼るのではなく、論理的に筋道立てて考えれば答えは出ます。
これは小学生ができることなのです。
小学生に算数を教える際、論理的に筋道立てて説明すれば、どの子も解けるようになりました。
そして問題を解き続けるにつれ、論理的に考えるようになったのです。
そして中学生になっても、この子たちは数学の試験では高得点を取り続けたのです。
この時に練習した問題をまとめた問題集が『デイリー算数』です。
私自身もそうでしたが、算数は基本問題を理解しながら解けば、計算力がつくのはもちろんですがさらに自然に論理的に筋道立てて考えられるようになるのです。
これは教育現場で長年実践し続け結果が出ていますので、自信を持って言えます。
また算数・数学の論理的に筋道立てて考える方法は『賢い子が実践!成績を上げる秘訣』に具体例が書かれています。
具体例を読んで知っても実践しなければ成果は表れません。
読んで実践していただければと思っています。
私は小学生の時に算数の基本を主に演習したおかげで、中学以降の数学でも高得点を取ることができたと思っています。
そして教える立場となり、子供たちに同様のことを実践してもらい、実践した子たちも結果を出してくれたので、小学算数は中学の数学に大きく影響すると確信しています。
筋道立てて解いていた小学生の子たちは、中学生になっても数学で高得点を取り、学年の上位に常にいました。
先ほど記しましたように部活動で疲れ果てて、私は中学3年1学期までふだんはほとんど勉強しませんでした。
試験前は試験勉強のため部活動が停止になるので勉強はしたのですが、やはり日頃勉強していないと理解が遅く、かなり能率悪い勉強をしていたと感じています。
この失敗を生かし、教えているときは「どうすれば効率よく勉強できるか?」を常に考えていました。
このような中学時代ですので、中学から学習が始まった英語はさっぱりわかりませんでした。
3人称とか単数とか現在進行形とか、参考書を読んでもよくわからなかったのです。
何の参考書を使っていたか覚えてないのですが、おそらくその参考書は上級者向けだったのだと思います。
英語が得意な人にとってはわかりやすいが、英語ができない私にとって、さっぱりわかりませんでした。
さすがにこれではまずいと思い、中学2年生の夏休みにチラシで見つけた塾の夏期講習に申し込みました。
部活動に重ならないような日程の講習(12日間)があって申し込んだのですが、初日から英語の授業についていけず、2日目もついていけず、3日目からは結局行かなかったのです。
講習費用は10万円以上だったと思うので、費用を無駄にし、今思うと親不孝な子だったと反省しています。
転機は学校の英語の先生が変った中学3年生の時でした。
この先生には初めて教わったのですが、とにかくわかりやすかったのです。
どのようにわかりやすかったかというと、文のしくみを丁寧に教えてくれたのです。
「こういう時、このような語順になる」というのを、詳しい説明つきで教えてもらい、今までの疑問やわからなかった文法が授業の度に一つずつ解決していったのでした。
そして部活動が終了した中学3年生の夏休みに、中学1年の英語から復習・やり直しを始めました。
この先生のおかげで、夏休み中に中学1年から中学3年1学期までの内容を復習することができました。
中学3年2学期からは公開テストや模擬試験を頻繁に受けるようにしました。
そして英語の偏差値が70を超えるようになったのです。
中学1, 2年生の時には想像もできないことでした。
私は今でもこの先生に感謝しています。
この先生は教育熱心で、のちに出身大学から声がかかり、大学の教授になりました。
私は英語を教えるとき、いつもこの先生の説明を思い出して授業をしていました。
ですから生徒たちは成績が上がりました。
この時の説明を基礎にして作成した参考書が『中学英語の英文法』です。
『中学英語の英文法』は私が現場で実際に教えているときに、不足している説明を付け加えたり、生徒にとって理解しにくい単元ではさらにわかりやすい説明を付け加えて完成した参考書です。
中学2年生まで英語がさっぱりわからない私でしたが、実は中学1, 2年の学校の定期試験だけはそこそこの点数を取っていたのです。
それはなぜかというと、中学1年の初日にいきなり「習ったところまで毎日英語の教科書の音読をしなさい」と先生に言われ、ずっとこれだけは守り続けて実行していたのです。
毎日の音読は慣れると思ったより楽でした。
しかも教科書のかなりの文章を暗記することができたのです。
学校の定期試験は教科書の文章から出題されるので、文法や文のしくみがわからなくても、そこそこの点数を取ることができたのです。
この毎日の音読に関しては、『賢い子が実践!成績を上げる秘訣』に方法やメリットなど詳しく記載してあります。
私は子育てが終わり、今までを振り返ると子供にかけた費用は大変なものでした。
実際に子育てしないと、いかに費用がかかり、どれだけ時間を取られるか、わからないものです。
私には二人子どもがいますが、二人とも大学を卒業するまで一度も塾には通いませんでした。
私は仕事柄、子供たちと時間調整することができなく、勉強を教えることはできませんでした。
子供たちは『デイリー算数』と『中学英語の英文法』を主に勉強してました。
この2冊に関しては「コピー用紙を何枚使ってもいいから、紙を無駄にしたと思わなくていいから、理解できるように、解けるようになるまで何回も繰り返し勉強してね」と常々言いました。
(コピー用紙は500枚で500円以下で買えますので、1枚1円かからないのですよね。印刷も文字だけのものでしたのでインク代も大してかかってないですね。)
そして、よく『賢い子が実践!成績を上げる秘訣』に書かれていることを話したり家族で実行したのです。
子供たちは目的を持って大学に入学し、今やりたい仕事をしています。
子育てに関してはとりあえず、順調だったと思っています。
ですからこれから子育てをしなければならない方のために少しでも貢献できればと思い、『中学英語の英文法』『デイリー算数』『賢い子が実践!成績を上げる秘訣』は価格面でも、できるだけ抑えて販売しています。
これらの書籍が役に立ち、お子さんが順調に進んでくれたら嬉しい限りです。