算数・数学の計算、おすすめ勉強法、計算の規則を理解する方法
算数・数学の計算の説明を授業で受けるときの勉強法
数学が苦手な子は、授業中、先生が黒板に書いた式をただ写すだけです。
何も考えず、ただノートに式を書き写す(板書する)作業だけを行なっています。
だから、どんどんわからなくなっていくのです。
さらに、数字や文字を書くだけですから、面白味もありません。
ですから、ますます嫌いになってしまうのです。
計算の単元では、最初の授業が最重要です。
新しい計算方法を学習するとき、まずその方法の説明があるからです。
これからその計算を利用するわけですから、先生の説明をしっかり聞かなければなりません。
このとき注意すべきことは、
なぜこんなことを言うかと申しますと、
復習もしないので、結局、頭の中に何も残らないのです。
計算の単元は、その場で理解できる内容ばかりです。
ですから計算方法の説明の授業で一番大切なことは、板書ではなく、先生の説明を聞きながら、その場で計算方法を理解することです。
繰り返します。
説明を聞いたときに、計算方法を理解しなければならないのです。
計算方法が理解でき、自力で解けるようになれば、わざわざ板書する必要はない、とさえ思っているほどです。
算数・数学の計算の復習方法
そしてもう1つ大切なこと、それはその日の帰宅後、必ず復習をする、ということです。
最低でも、授業中行なった計算問題は再度解いてほしいです。
時間にして30分もかからないと思います。(学校の授業ではあまり問題を解きませんから・・・。)
復習することによって、その計算が確実にできるようになります。
僅か30分の復習をするかしないかで、後々大きな差が出てしまうのです。
計算はやり方がわからないと、それを利用する問題全てに影響が出てしまいます。
ですから、新しい計算を学習する瞬間に、計算方法を理解してください。
そして僅かの時間で終わりますので、必ず、復習として計算問題を解いてください。
これが、計算を得意にするコツです。
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算数・数学の計算の規則を簡単に理解する
計算にはきまりがあります。
といった感じです。
しかし、身近なものに置き換えれば、計算のきまりを暗記しなくても正しく計算することができます。
例えば、537+168-237 は、どのように計算しますか?
式の中にある記号は +、- だけなので、左から順に計算しますか?
この方法ですと、筆算しなければなりませんね。
別の方法で考えると、
537-237 を先に計算して、答えは 300。
そして 168 をたして 468 という答えが出ます。
工夫した簡単な方法です。
(全て暗算レベルの計算ですから。)
しかし、この順序で計算してよいかどうか不安に思う人もいるでしょう。
そこで、この式を身近なものに置き換えます。
537+168-237 は、
という場合の式です。
ですから、
537+168-237 は、
537-237 を先に計算する、
すなわち、
537-237+168 でもOKだ、
と確信することができます。
計算に関してもう1つ。
中学の数学で文字式を学習しますが、例えば、7a-3a の答えは 4a なのに、4 と答えてしまう中学生が意外と多いのです。
理由は単純。式の意味を理解せず、中途半端に暗記したからです。
7a-3a=(7-3)a
ではどう考えるかというと、
7a は 7×a、つまり a×7 と同じで、
同様に、3a は a×3 と同じで、
という問題の式がまさに 7a-3a です。
正しい答えはa円のケーキ4個分が減ったので、a×4
すなわち 4a となるのです。
計算のきまりを、社会科の年号のように『ただ丸暗記する』子が多いです。
しかし、日常生活のある場面に置き換えて考えれば、覚える量が減りますし、正しく理解することができ、速く正確に計算することができるようになります。
これが続くと算数・数学に対する興味が高まり、算数・数学が好きに、そして得意になります。
このような考えができるようになるためには、基礎作りがポイントです。
つまり、「少しずつで構わないので、頻度を多く!継続して!問題を解く」ことです。
解く問題は、易しい問題・復習問題で大丈夫です。
はじめから難しい問題を解く必要はありません。
解けるようになったら、レベルを上げていけばよいのです。
基本練習を常に疎かに(おろそかに)しないことが重要です。
計算練習のような基本問題を多くこなせば、応用問題にも必ず役立ちます。
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