算数・数学の計算、おすすめ勉強法、計算の規則を理解する方法

2021年1月6日

算数・数学の計算の説明を授業で受けるときの勉強法

 

数学が苦手な子は、授業中、先生が黒板に書いた式をただ写すだけです。

何も考えず、ただノートに式を書き写す(板書する)作業だけを行なっています。

だから、どんどんわからなくなっていくのです。

 

さらに、数字や文字を書くだけですから、面白味もありません。

ですから、ますます嫌いになってしまうのです。

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数学は、自分であれこれ考え、答えを導くことができるから楽しいのです。
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自分の答えが正解したときに、嬉しく感じる教科なのです。

 

計算の単元では、最初の授業が最重要です。

新しい計算方法を学習するとき、まずその方法の説明があるからです。

これからその計算を利用するわけですから、先生の説明をしっかり聞かなければなりません。

このとき注意すべきことは、

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説明をしっかり聞き、その方法をその場で理解することです。

 

なぜこんなことを言うかと申しますと、

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数学が苦手な子は、板書は熱心なのですが、あまりに板書に集中しているため、説明を聞かないのです。だから、その場で理解していないのです。

復習もしないので、結局、頭の中に何も残らないのです。

 

計算の単元は、その場で理解できる内容ばかりです。

ですから計算方法の説明の授業で一番大切なことは、板書ではなく、先生の説明を聞きながら、その場で計算方法を理解することです。

繰り返します。

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計算方法の説明は、ノートに記録するのでなく、その時間内にやり方(計算方法)を頭の中に記録するすることが一番のポイントです。

説明を聞いたときに、計算方法を理解しなければならないのです。

計算方法が理解でき、自力で解けるようになれば、わざわざ板書する必要はない、とさえ思っているほどです。

 

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算数・数学の計算の復習方法

そしてもう1つ大切なこと、それはその日の帰宅後、必ず復習をする、ということです。

最低でも、授業中行なった計算問題は再度解いてほしいです。

時間にして30分もかからないと思います。(学校の授業ではあまり問題を解きませんから・・・。)

 

復習することによって、その計算が確実にできるようになります。

僅か30分の復習をするかしないかで、後々大きな差が出てしまうのです。

 

計算はやり方がわからないと、それを利用する問題全てに影響が出てしまいます。

ですから、新しい計算を学習する瞬間に、計算方法を理解してください。

そして僅かの時間で終わりますので、必ず、復習として計算問題を解いてください。

これが、計算を得意にするコツです。

 

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算数・数学の計算の規則を簡単に理解する

計算にはきまりがあります。

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基本は、左から順に計算する。ただし式の途中に( )があるときは( )の中を先に計算する。
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式に +、-、×、÷ の記号があるときは、×、÷ を先に計算する。
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式の中にある記号が + だけの場合、どこから計算してもよい。
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式の中にある記号が × だけの場合も同様で、どこから計算してもよい。

といった感じです。

 

しかし、身近なものに置き換えれば、計算のきまりを暗記しなくても正しく計算することができます。

例えば、537+168-237 は、どのように計算しますか?

式の中にある記号は +、- だけなので、左から順に計算しますか?

この方法ですと、筆算しなければなりませんね。

 

別の方法で考えると、

537-237 を先に計算して、答えは 300。

そして 168 をたして 468 という答えが出ます。

工夫した簡単な方法です。

(全て暗算レベルの計算ですから。)

 

しかし、この順序で計算してよいかどうか不安に思う人もいるでしょう。

そこで、この式を身近なものに置き換えます。

537+168-237 は、

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太郎君は537個の飴を持っていました。A君に会い168個の飴をもらいました。次にB君に会い237個の飴をあげました。今太郎君は何個の飴を持っているでしょう。

という場合の式です。

 

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このとき、先にB君に会い237個の飴をあげ、そのあとにA君に会い168個の飴をもらったとしても、今太郎君が持っている飴の数は同じですよね。

ですから、

537+168-237 は、

537-237 を先に計算する、

すなわち、

537-237+168 でもOKだ、

と確信することができます

 

 

計算に関してもう1つ。

中学の数学で文字式を学習しますが、例えば、7a-3a の答えは 4a なのに、4 と答えてしまう中学生が意外と多いのです。

理由は単純。式の意味を理解せず、中途半端に暗記したからです。

 

7a-3a=(7-3)a

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これは数学で学習する文字式のきまりですが、私は暗記する必要はないと思っています。

ではどう考えるかというと、

7a は 7×a、つまり a×7 と同じで、

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例えば、1個a円のケーキを7個買ったときの代金とします。

同様に、3a は a×3 と同じで、

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1個a円のケーキを3個買ったときの代金になります。
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1個a円のケーキを7個買う予定でしたが、お店には3個しか残ってなかったので、3個買いました。代金は予定よりいくら少なくなりましたか。

という問題の式がまさに 7a-3a です。

 

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これを先に書きましたように間違って『答えは4』としてしまうと、『ケーキが4個も減ったのに4円しか違わないの?おかしい!』ということに気づきます。

正しい答えはa円のケーキ4個分が減ったので、a×4

すなわち 4a となるのです。

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7a-3a を計算する際、aの7倍からaの3倍をひくと、差はaの4倍、だから答えは 4a だ、と考えれば無理して暗記する必要もなくなるのです。

 

計算のきまりを、社会科の年号のように『ただ丸暗記する』子が多いです。

しかし、日常生活のある場面に置き換えて考えれば、覚える量が減りますし、正しく理解することができ、速く正確に計算することができるようになります

これが続くと算数・数学に対する興味が高まり、算数・数学が好きに、そして得意になります。

 

このような考えができるようになるためには、基礎作りがポイントです。

つまり、「少しずつで構わないので、頻度を多く!継続して!問題を解く」ことです。

解く問題は、易しい問題・復習問題で大丈夫です。

はじめから難しい問題を解く必要はありません。

解けるようになったら、レベルを上げていけばよいのです。

基本練習を常に疎かに(おろそかに)しないことが重要です。

 

計算練習のような基本問題を多くこなせば、応用問題にも必ず役立ちます。

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Posted by Let's learn!