11×11~19×19の2桁のかけ算を暗算で計算する方法【算数・数学】

2023年2月14日

13×15,14×18のような11×11~19×19の2桁×2桁は筆算をしないで、メモ程度の暗算で計算することができます。

 

13×15を暗算で計算しよう

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13×15の答えは、縦13、横15の長方形の面積です。

下図の長方形の面積です。

この長方形の縦の長さ13を(10+3)に区切り、横の長さ15を(10+5)に区切ります。

次の図のようになります。

この長方形において、

赤い部分の面積は

3×10=30

5×10=50

青い部分の面積は

3×5=15

黄色い部分の面積は

10×10=100

そして長方形の面積は

30+50+15+100=195

(3+5)×10+15+100=195

となります。

この式で、(3+5)は13×15の一の位の数字3と5の和、15は一の位の数字3と5の積、そして100は十の位の数字すなわち10と10の積になっています。

ですから、13×15を暗算で計算するには、一の位の数字3と5の和を10でかけると80、そして一の位の数字3と5の積である15を80に足すと95、最後に10×10の積である100を95に足すと195、と答えを求めることができます。

このように、かけ算を色のついた長方形に置き換えて考えると暗算で計算することができます。

色のついた長方形を頭の中でイメージすると、簡単に計算することができます。

では、もう1問練習してみましょう。

 

14×18を暗算で計算しよう

14×18の答えは、縦14、横18の長方形の面積です。

長方形の縦の長さ14を(10+4)に区切り、横の長さ18を(10+8)に区切ると次の図のようになります。

2ヶ所の赤い部分の面積は(まとめて計算しましょう)

(4+8)×10=120

青い部分の面積は

4×8=32

黄色い部分の面積は

10×10=100

そして長方形の面積は

(4+8)×10+32+100=252

となります。

この式も、(4+8)は14×18の一の位の数字4と8の和、32は一の位の数字4と8の積、そして100は十の位の数字すなわち10と10の積になっています。

ですから、14×18を暗算で計算するには、一の位の数字4と8の和を10でかけると120、そして一の位の数字4と8の積である32を120に足すと152、最後に10×10の積である100を152に足すと252、と答えを求めることができます。

 

同様の考え方で20以上の数のかけ算も筆算をしないで求めることができます。

長方形の図をすぐにイメージできるようになると、簡単に計算できますので、練習してみて下さい。

 

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