円を3等分する方法、ピザやケーキを3等分する方法
円を3等分する方法。つまり中心角120°のおうぎ形を3つ作図する方法です。これを利用して実際に、ピザやケーキを3等分することができます。
円を3等分する方法
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円を3等分する方法を説明します。
まず円Oの直径(線分AB)を上の図のようにひきます。
次に線分OB(半径)の垂直二等分線(線分CD)をひきます。
円の中心OとC,Dを各々結びます。
3つの半径、線分AO、線分CO、線分DOは円を3等分します。
3等分になる理由
下図の△OMDにおいて、OMは円Oの半径の半分の長さ、ODはOMの2倍の長さ、∠OMD=90°、
よって直角三角形の斜辺と他の一辺の比が等しければ2つの三角形は相似である、という条件より、△OMDは下図の三角定規と相似になる。ゆえに、∠DOM=60°。
また、△OMC≡△OMDなので、∠COM=60°
よって、∠AOD=∠COD=∠AOC=120°となり、3つの半径、線分AO、線分CO、線分DOは円を3等分します。
ケーキやピザもこの方法を利用して、ナイフ1本でほぼ正確に3等分、さらには6等分することができます。
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