音の速さ・光の速さ、音の速さの覚え方と活用法
音の速さとその覚え方を紹介します。音の速さを知っていれば、雷が鳴った時や花火の音が聞こえた時、ここからどれくらい離れた所で鳴ったのかがわかります。
音の速さは?
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動画による解説は こちら(クリック)↓
音の速さは秒速約340mです。(1気圧・15℃の時)
音は気温によって速さが変わります。
標準的な気温である15℃の時は約340m/秒です。
『見よ(ミヨ 34)!この速さ』と覚えたら、覚えやすいですね!
ちなみに気温が0℃の時は約331m/秒です。
『新学期が始まる前日、3月31日』と覚えたらいかがでしょうか?
この2つを暗記すれば気温が1℃上がると音の速さはどれくらい速くなるかが計算できます。
15-0=15(気温が15℃上がると)
340-331=9(音は9m/秒速くなるので)
9÷15=0.6
よって、気温が1℃上がると音の速度は0.6m/秒速くなります。
音と光の速さを活用
光の速さは秒速約30万kmです。30万kmがピンと来ないかもしれません。地球の7周半の距離です!
ですから、遠くで花火や雷が光ったと同時に光が見えます。(光った瞬間に見えます。)
音の速さは15℃で秒速約340mなので、花火や雷の音は鳴ってから、
1秒後→340m離れた所で聞こえます
2秒後→680m離れた所で聞こえます
3秒後→1,020m離れた所で聞こえます
4秒後→1,360m離れた所で聞こえます
これを利用すれば、打ち上げ花火が光ってから4秒後に音が聞こえたら、1,360m離れた所で花火を上げているということがわかります。
雷も同様です。雷が鳴っている時に光ってから鳴るまで3秒かかったら、1,020m(約1km)離れた所で雷が落ちたということがわかりますね。
雷が光ってから3秒後に鳴ったら、約1km離れた所で雷が落ちた!
これ、覚えておくと便利かもしれませんね。
勉強方法関連は こちら です。