お子さんの学力が伸びる、他人に説明して自分自身が学ぶ 勉強方法

2021年1月5日

他人に説明する勉強方法

 

理解度を深める方法の1つとして、『他人に説明する』方法があります。

例えば、友人にわからない問題を聞かれたら、解き方や答えを説明してあげたり、自分が解いた問題を友人に出すのです。

この方法は意外と効果があります。

 

以前、休み時間に、T君がS君に問題集の中の1つ問題の解き方を説明していました。

S君は解き方がわからず、T君に聞いていたのです。

私が近づくと二人は私の存在に気付いたようですが、T君は照れくさそうに教え続けていました。

T君の説明が終わり、S君が「わかった。ありがとう。」とT君に言いました。

 

私もT君に「(S君に説明してくれて)ありがとうね。」と言いました。

T君は照れくさそうな表情で私を見て、「でも、先生。僕もこの問題を今説明してたら、なんか完璧に理解できた。さっきまで、ちょっと自信なかったんだ。」と言ったのです。

そうなんです。

他人に説明することによって、自分自身、その問題をよりよく理解することができるのです。

 

T君とS君の場合、説明を聞いたS君はその問題を教えてもらったのでプラスになりますし、説明したT君も説明することによって、より完全に理解できたのでプラスになっているのです。

友人と、このようにお互い問題を説明し合うと、学習内容を深く理解することができ、お互いにとってプラスになるのです。

 

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家でもできる他人に説明する勉強方法

 

他人に説明する勉強方法は、ご家庭でもできます。
お子さんと一緒に、問題集・参考書・教科書を開け、書かれている内容をお子さんに聞いてみるのです。

そしてお子さんの説明を、じっくり聞くのです。

この時、余計な口出しをしてはいけません。

お子さんが説明するのを嫌がってしまいますから・・・。

そして、お子さんの説明で疑問に思ったことは尋ねてみるのです。

そうすることにより、お子さんもその内容の理解度が深まります。

また、お子さんの説明が終わり、説明内容がわかったら、必ず最後に「なるほどね。ありがとう。」とか「よくわかった。ありがとう。」と言うことを忘れないで下さい。

このことばを聞き、お子さんも嬉しく思いますし、次回尋ねる時も説明してくれるでしょう。

 

学習内容を他人に説明すると、本人の理解度が深まります。

是非、実践してみて下さい。

 

実は、日頃感じていることなのですが、授業で説明する度に、その内容を私自身が、よりよく理解するようになるのです。

ですから、一人で参考書や問題集を読んでいて気付かなかったことで、説明する時に気づいたことが、今までに何度もあります。

「あっ、あの時説明した内容だ!」と思ったことが何度もあります。

他人に説明すると、自分自身がより深く理解できる、と痛感しています。

 

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Posted by Let's learn!