効率よく勉強するには?苦手教科を得意にする方法
効率よく勉強するには?
効率よく勉強するには、どうすればよいのでしょうか?
当たり前の答えですが、その教科が得意になればよいのです。
では、どうすれば苦手教科を得意にすることができるでしょうか?
まずは、長い時間かけて苦手教科を勉強することです。
苦手教科を少し勉強する
↓
なかなか理解できない
↓
すぐに諦めてしまう
を繰り返すため、苦手教科を得意にすることができないお子さんが多いです。
苦手教科は、苦手だからなかなか理解できないのです。
苦手だから、苦手教科を効率よく学習することができないのです。
まず、このことをよく頭の中に入れ、苦手教科の学習に取り組んでほしいです。
つまり何が言いたいかと申しますと、はじめは効率が悪くてもよいから長い時間勉強し続けるよう努力をしてほしいのです。
その苦手教科を得意にしたいのであれば、効率が悪くてもよいから、たくさん勉強してほしいのです。
例えば、成績がよい子が1時間で終わる学習内容を3時間かけて勉強したとします。
成績がよい子に比べれば、効率は悪いです。
しかし、この効率悪い勉強をまずは1ヶ月、とにかく続けて下さい。
すると、個人差はありますが、はじめの頃に比べ効率がよくなるはずです。
なぜなら、長時間勉強し続けているので、少しずつではあるかもしれませんが、その教科が理解できるようになってくるからです。
苦手教科をすぐに得意にすることはできません。
効率悪い学習方法でもよいので苦手教科を勉強し続ければ、理解できるようになります。
そして理解できるようになればなるほど、効率よい学習を行うことができるようになるのです。
この方法で英語が得意になったのがKさんです。
Kさんに初めて会ったのは、Kさんが中学1年生の2学期の時です。
その時Kさんは既に英語が全くわからない状態でした。
そこで私はKさんに
「効率が悪くても、何時間かかっても構わないから、とにかく家で英語を勉強し続けよう。
そして勉強したところは見せてね。」
と言いました。
Kさんが学習内容を見せてくれる度に私は勉強時間を聞きました。
そして励ましのことばをかけたのでした。
Kさんの効率はとても悪かったのです。
普通だったら1時間かからない内容を、2時間以上かけて勉強していたのです。
しかし、私はそれには触れず、ただ励ましのことばをかけ続けたのでした。
Kさんの学習に変化が表れはじめたのは3ヵ月後でした。
勉強時間が急に短くなったのです。
「文法がすぐ理解できるようになり、問題も楽に解くことができるようになった。」
とKさんは話してくれました。
こうしてKさんは英語が得意になったのでした。
中学2年以降、Kさんの英語の試験は常に高得点だったのです。
勿論、効率よく英語を勉強するようになっていました。
苦手科目克服には努力して勉強することも必要
苦手教科を勉強することは苦痛です。
効率も悪いですから、なおさらです。
しかしKさんのように、英語を得意にしたいから、最初は耐えて努力を続けることにより、楽に効率よく学習することができるようになります。
正直申しましてかなり努力を要することです。
努力を続ければ、やがて楽になり、最終的には必ず報われます。
Kさんは中学2年以降、試験の度に、答案用紙を嬉しそうに私に見せてくれたのでした。
学習において、単元によっては楽な方法もありますが、やはり苦労して努力することも必要だと思います。
しかし、苦労や努力を続ければ、効率よく楽に勉強できるようになります。
試験でも高得点を取ることができるようになります。
努力することの大切さをご理解いただければ幸いです。
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