新聞の読み方を知り、新聞で国語の読解力を身につける方法
新聞を読んで国語力・読解力を身につける
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文章を読めない子、読んでも理解できない子が増えています。
わずか数行の文章でさえ、読んでも理解できないのです。
このような状態ですと、国語の試験で高得点を取ることはできません。
問題に出てくる長い文章問題を読み取ることができないからです。
読解力を身につけるのに読書は効果的です。
おすすめ読書方法は「国語の成績を上げるコツは読書、楽しくできる読書方法」に書きました。
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しかし、ふだん文章を読まない子がいきなり読書をしても、長続きしないのが現実です。
そこで、文章を読まないため国語の成績が伸び悩んでいるお子さんにおすすめしたいのが、本ではなく、新聞を読む勉強方法です。
新聞を読んで読解力をつける方法をご存知の方は多いと思います。
しかし、これから紹介する方法は、新聞の読み方にコツがあります。
多くの親御さんは、お子さんに、新聞を読んで読解力をつけてもらいたいため、
「記事を全部読みなさい!」とか
「入試によく出るから社説を読みなさい!」
と言い、半ば強制的に読ませます。
強制的に読まされても、長続きしません。
新聞を毎日読むことができ、毎日読み続けるからこそ、読解力がつくのです。
ですから、お子さんが新聞を毎日読み続けることができるように、親御さんが工夫すればよいのです。
国語力をつけるには地方版の記事・社会面の記事から
お子さんが新聞を毎日読み続ける方法として、まずはお子さんの関心がありそうな記事を紹介します。
具体的には、地方版・社会面です。
地方版でしたら、近所の知っている地域の記事が書かれているでしょうし、社会面でしたら、話題になっている記事や関心のある記事が多く書かれています。
新聞のページを開け、
「見出しを見て、面白そうな記事だけでいいから、読んでごらん。」
と言ってあげます。
実は、このことばが重要なのです。
全ての記事を読むのではなく、関心がある記事、読みたい記事だけ読めばよいのです。
いきなり新聞に抵抗がある場合は読売新聞が発行している小学生向けのKODOMO新聞や中高生新聞のような新聞がよいでしょう。小学生向けのKODOMO新聞や中高生新聞はこちらをクリックして下さい。
これは、大人も同様です。
新聞に書かれている全ての記事を毎日読む人はいないと思います。
自分に関係があることや、関心のある、読みたい記事だけを読みます。
ですから、お子さんも、読みたい記事だけ読めばよいのです。
ただし、毎日読み続けることです。
関心のある記事を毎日読むことが習慣になりましたら、時には社説をすすめるのも、よいでしょう。
このときも、お子さんの関心がある記事の方がよいです。
ですから、親は日頃から社説をチェックし、お子さんに関心がありそうな記事を見つけたら、お子さんに紹介すればよいのです。
新聞を読んで読解力をつけるこの方法を、今まで何人もの親御さんや子どもに紹介しました。
そして、継続した子たち、すなわち新聞を読む習慣がついた子たちは、みな、国語の成績が大きく伸びたのです。
読売新聞が発行している 小学生・中高校生向けの新聞からスタートして国語が得意になった子もいました。
国語の試験の点数がいつも40点前後だったSさんの例を紹介します。
Sさんはバスケットボール部に所属していました。
Sさんと話をしていた際、Sさんが「国語の勉強方法がわからない」と言ったことがきっかけで、新聞のこの読み方(方法)を話しました。
Sさんには、新聞のどのページに、地方版と社会面があるかを話し、関心がある記事だけ読んでもらいました。
それと同時に、Sさんはスポーツ万能でスポーツ好きな子でしたので、スポーツ面の記事もすすめました。
それから、Sさんは毎日、スポーツ面、地方版、社会面の中の関心がある記事を読み、「○○市で、××があったんですよ。」など、私に話してくれました。
新聞をこのように読み始めて6ヶ月後のことです。
Sさんの国語の試験の点数が80点を越すようになりました。
初めて80点を超えた答案用紙を私に見せてくれたときの嬉しそうな表情を、今でもはっきり覚えています。
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国語力、最終的には社説も
その後、Sさんは関心がある記事が書かれていたときだけ社説も読むようになりました。
社説を読み慣れた約1年後は、毎日社説を読むようになりました。
この頃から、国語の試験は90点を超えることもあり、90点前後の点数を取り続けたのでした。
Sさんが成功したポイントは、強制的ではなく、読んで内容を知りたい、という気持ちから新聞を読むようになったことです。
そして、文章(新聞)を読むことに慣れ、さらに、入試によく出題されるタイプである社説も、関心のある記事から読み始めたため、抵抗なく、自然に読むことができるようになったのです。
社説の記事は、文章問題として入試にも使われています。
お子さんが、読書をしない、あるいは、読解力がなく国語の成績が伸び悩んでいるようでしたら、この新聞の読み方を、お子さんに実践させてください。
小学生のお子さんには、【読売KODOMO新聞】 のような小学生向けの新聞も一つの方法ですね。
おすすめです。
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