算数・数学に興味を持つ話をお子さんに話して算数・数学を得意にする方法
算数・数学に興味を持つ話（無限という数）
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お子さんが算数・数学に興味を持つ問題を出題します。
動画による解説は こちら（クリック）↓
【問題】
ある国があります。この国は“無限”の世界で、何もかも無限です。
ここにシングル・ルームのみのホテルがあります。部屋の数は無限にあり、部屋の番号は１号室から始まり、２号室、３号室・・・と、無限に番号が続いています（番号が無限にあります）。
このホテルには無限人のお客さんが１号室から順に泊っています。
宿泊者数は無限ですが、部屋数も無限にあるので、宿泊することができるのです。
今、一人の旅人が、このホテルに宿泊に来ました。
この旅人は、どうすれば空いている部屋に行き宿泊できるでしょうか？
部屋は無限にあるので、無限番の号室へ行くことはできません。
ホテルの人も、無限の宿泊客の次の部屋を案内することはできません。
無限の場所には行けないので。
但し、宿泊者に移動してもらうことは可能です。
【ヒント】
この旅人が空いている部屋に宿泊する方法は、無限にいる宿泊者に移動してもらいます。
どのように移動してもらえばよいでしょうか？
【答え】
無限にいる宿泊者全員に部屋を移動してもらいます。
どのようにするかというと、全員に今宿泊している部屋の番号に１プラスした番号の部屋に移動してもらうのです。
例えば、４５号室の人は４６号室に移動、７８０００号室の人は７８００１号室に移動、というふうにです。
そうすれば１号室が空き、旅人は１号室に宿泊することができます。
【次の問題】
先ほどのホテルに、今度は無限人いる団体客が宿泊に来ました。
この無限人の団体客が全員宿泊するには、どうすればよいでしょうか？
空いている部屋に一人しか宿泊することができません。
今回も先ほどの問題と同じように、無限人いる宿泊者に移動してもらいますが、無限プラスした番号の部屋へ移動、ということは不可能です。
【答え】
全問と同様に、無限人いる宿泊者全員に部屋を移動してもらいます。
どのようにするかというと、全員に今宿泊している部屋の番号を２倍した番号の部屋に移動してもらうのです。
例えば、７号室の人は 7×2=14 よって１４号室に移動、４５号室の人は 45×2=90 よって９０号室に移動、という風にです。
そうすれば、宿泊者は偶数番号の部屋に移ることになります。
偶数番号の部屋は埋まり、奇数番号の部屋は全て空きます。
奇数は無限にあります。
ですから奇数番号の部屋も無限にあり、無限人の団体客は、全員宿泊することができます。
以上の問題および答えを、お子さんがわかりやすいことばで、お子さんにお話してみてください。
そして最後に、
とか
といった内容を付け加えてください。
お子さんが算数・数学に興味を持ってくれれば、学習意欲が出ます。
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以上、算数・数学に関する問題を紹介しましたが、親御さんが知っている他の教科の問題でもよいと思います。
何か、教科に関する問題をお子さんに出すことによって、お子さんがその教科に興味を持てば、学習意欲が出ます。
これがきっかけでその教科を一生懸命勉強してくれるようになれば、親として嬉しいですね。
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