復習が学力アップのコツ!戻って復習して次に進む勉強法!
戻って(復習して)進む勉強法
『勉強してはいるけれど、なかなか身につかない!』
『勉強してもなかなか結果が出ない!』
『結果が出ないから勉強嫌いになった!』
このようなお子さんの共通点は、自分に合わない方法で勉強していることです。
人それぞれ個性があり、性格・考え方などが異なるように、自分に合った勉強方法も異なります。
確実に身につく学習方法をひとつ紹介します。
それは、タイトルにもある『戻って(復習して)進む勉強』です。
勉強しても成績が上がらない子は、ただ学習を進めていく方法で勉強しています。
今日は1ページ、
明日は2,3ページ、
次の日は4,5ページ、
その次の日は6ページ、
と、間違えた問題や、覚えられなかった内容を復習せず、ただひたすら先に進めていく学習方法なのです。
これでは、間違えた問題はいつまでたっても解けるようになりません。
覚えられない内容はいつまでたっても覚えることができません。
学習にムラができてしまうのです。
ですから試験でも、常に解けない問題があり、なかなか点数が伸びず、学習意欲がなくなる。
こんな子を何人も見てきました。
その子たちにアドバイスしているのが、『戻って(復習して)進む勉強』方法です。
戻って(復習して)進む勉強法とは?
どのような勉強法かと申しますと、
今日は1ページ、
明日は1,2ページ、
次の日は2,3ページ、
その次の日は3,4ページ
と、常に前回の学習を復習してから次のページに進むのです。
同じページを2日間学習するのです。
進み具合は多少遅くなりますが、確実に身につきます。
この勉強法の方が効率的です!
試験でも、わからない問題が減り、高得点を取ることが可能になります。
是非実践してみて下さい。
『戻って(復習して)進む勉強法』は、今まで多くの子に紹介しました。
どの子も成果が表れています。
一見すると効率が悪く時間がかかりそうですが、実際、2回目の勉強(復習)は、前回勉強したばかりですので、新しいページの勉強より、短時間でできます。
ですからそれほどスピードも遅くはならないのです。
しかも、ムラがなく確実にマスターできます。
この勉強方法が習慣になれば、効果的な学習ができるのではないでしょうか?
復習する勉強の大切さ
復習に関してもう少し詳しくお話したいと思います。
復習しながら先に進む勉強、
復習するのは当然じゃない!
とか
どんな勉強でも復習するのが当たり前!
と思っている方が多いようです。
しかし、
復習は大切ということを知っていても復習しない人!
効果的な復習を実践していない人!
が多いのです。
前回の学習内容をまず復習してから次に進む学習習慣が身につけば、楽に、効果的に勉強することができるのです。
勉強する際、『まず前回の復習をしてから今日の学習をする』と聞くと学習量が2倍のようなイメージがあるかもしれません。
しかし、実行すれば実感できますが、前回の復習は勉強したばかりの内容ですので短時間に楽に勉強することができます。
しかも『ここ、まだ覚えてない!』とか『この問題苦手だ!』と改めて実感し、印象深く記憶に残ります。
この “記憶に残ること” が大切なのです。
一通り勉強するだけではムラができてしまいます。
覚えた事項があれば覚えてない事項もある。
解ける問題があれば解けない問題もある。
これでは試験で確実に高得点を取ることができません。
覚えた事項や解ける問題だけが試験で出題されれば満点を取ることができますが、そんなうまい具合に出題されないのが試験というものなのです。
勉強する際、前回の復習をしてみればわかりますが、一度学習した内容を再度勉強するのは、実に効率よく学習できます。
1回目より2回目の方が短時間でできますし、わかる内容、出来る問題が多いので学習意欲が出ます。
苦手な教科でしたら、前回の学習内容を復習してみてください。
前回の時より楽に短時間で効率よく勉強できることに気づくはずです。
戻って(復習して)進む勉強を続ければ、苦手教科の勉強が苦にならなくなり、苦手教科に対しても意欲的に勉強するようになります。
と、同時に学力がつき、成績が伸びます。
また、得意教科を学習する場合や、勉強時間があまりない場合で短時間で済ませなければならない場合は、前回の学習内容全てを復習するのではなく、前回の学習で覚えられなかったこと、解けなかった問題のみを復習する方法もあります。
成績上位者はこの方法で学習している子が多いです。
どのように学習するかというと、社会科のような暗記教科の学習は、覚えてない部分に印をつけます。
数学のような問題を解く教科は、解けなかった問題に印をつけます。
そして復習では、印がついた部分だけを再度覚えたり解いたりするのです。
復習は、楽に、しかも効率よく勉強できる方法です。
実践してみないと実感できません。
勉強する際、まず復習してください。
そして、この勉強方法を習慣にして下さい。
学習意欲も出ますし、効率よく勉強できます。
その結果、試験で高得点を取ることができるようになります。
『戻って(復習して)進む勉強』の『復習』部分は特に大切です。
成績上位者、試験で常に高得点を取る子たちは皆、復習に力を入れています。
わからない内容や解けない問題がゼロになれば、試験で確実に高得点を取ることができるからです。
成績優秀な子たちは、このことを知っているのです。
お子さんが『戻って(復習して)進む勉強』を実践し、習慣となり、成績が伸びることを期待しています。
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