算数・数学のおすすめ勉強法、お子さんは日頃数学の勉強をしていますか?
算数・数学のおすすめ勉強方法
算数・数学は『少しずつ、継続して学習する』のが、最良の勉強方法です。
算数の学力が伸びたS君の学習方法をご紹介します。
S君は、授業ではよく理解し、宿題も必ず行う真面目な子でした。
しかし、算数の学力が思ったほど伸びなかったのです。
毎週1回15問の宿題を出していましたが、ある時、私が
と尋ねると、
とS君は答えました。
そこで私は
と言いました。
つまり今までは1日15問解いて終わらせていた宿題を、1日に5問ずつ3日かけて解くようにしたのです。
この形式の宿題を続けて2ヶ月が過ぎた頃、変化が表れました。
S君の算数の学力が伸び始めたのです。
さらに、今までは既習内容をよく忘れてしまっていたのが、覚えているようになり、問題を解く際、利用しているのです。
S君のように、算数は少しずつでもよいので、継続して学習し、この習慣が身につけば、学力が伸びるのです。
皆様のお子さんも『少しずつ、継続して学習する』習慣を身につけていただければ、と思っています。
S君に出していたタイプの問題 ↓
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お子さんの数学の勉強方法を知る方法
中学生になると、親と話をしなくなるお子さんも多いようです。
勉強に関する話題は、なおさらです。
日常の会話で、
親「勉強やったの?」
子「もう、やったよ。」
親「何の勉強したの?」
子「ちゃんとやったから、大丈夫だよ。」
という、やり取りをする親子の話をよく聞きます。
親としてはきちんと勉強しているか不安で、子に尋ねても、子に曖昧な返事でかわされてしまうのです。
そして、しつこく尋ねられることを子は嫌がるので、親も細かいことまで尋ねることができないのです。
しかし、勉強のことを尋ねられて、何も答えないお子さんでも、試験前は答えてくれるケースが多いようです。
定期試験が近づいた時、「今度の試験は大丈夫?」「試験勉強は順調?」といったことを尋ねると、
「理科はもう少しで終わる。」「社会が試験まで間に合わないかも。」「英語が難しいからいい点取れそうにない。」など答えてくれます。
このような時に、数学の勉強方法を知ることができるのです。
今までの経験(親御さんから聞いた話)から、
さらに、コツコツ勉強することがベストなのにそれを実行していないため、数学の試験で高得点を取ることができないのです。
数学は、問題を解くことができるから楽しい教科でもあるのです。
日頃、少しずつ勉強すれば、楽に高得点を取ることができる教科です。
普段、数学の勉強を疎かにし、試験前になって慌てて勉強する子は、数学の試験で高得点を取ることができません!
学力も伸びません。!
逆に、普段少しずつ数学の勉強をしている子は、試験前、数学に関して慌てませんし、試験でも高得点を取ります!
そして数学の学力もどんどん伸びていきます!
お子さんの勉強の様子を把握できない親御さんは、試験前のお子さんのことばを、ちょっと気にかけてみてください。
これが他の教科と最も異なる点だと思います。(例えば歴史の年号は、自ら見つけ出すのではないですよね。)
数学が得意、好きになるためには、日頃から少しずつ勉強することです。
そうすれば、負担なく、楽に、得意教科にすることができます。
算数の重要性・数学の基礎
小学校で学習する算数はとても大切です。
私は英語の他に、小学生の算数と中学生の数学も教えていました。
小学生の時から教え続けた中学生が今まで何人もいました。
中には、小学4年から中学3年まで、6年間教え続けた子もいました。
算数の学習を見て、『この子は数学でも高得点を取る!』と思った子は、みな中学の定期試験で数学の点数は3年間90点以上を取っていました。
模擬試験では常に偏差値70前後でした。
ですから、『小学校の算数の学力で中学の数学の成績が決まる』と確信しています。
では、『算数ができる子』はどのような子でしょうか?
『小学校のテストでいつも満点を取る子。』
これは正解でもありますが、必ずしも正解とは限らないのです。
中学生以上の方でしたらご存知だと思いますが、小学校で行うテスト(教科書準拠の綺麗に印刷されたテスト)はとても簡単なのです。
すみません、ちょっと辛口になってしまいました。
何が言いたいのかと申しますと、小学生のわが子が学校の算数のテストで満点を取った時、お子さんと共に喜ぶことは大切なことなのですが、決して気を抜いたり油断したりしないで欲しいと思っているのです。
事実、小学校のテストで満点を取る子はクラスに何人もいますが、中学校の定期試験で数学が満点という子はクラスで数人いるかあるいはゼロの場合もあるのです。
では、どのような子が『算数ができる子』かと申しますと、
◆教科書の内容(算数の学習内容)を丸暗記ではなく、理解して覚える子。
◆筋道を立てて考え、問題を解く子。
◆速く正確に計算ができる子。
◆どんな問題でも、ただ解くのではなく、考えながら解く子。
です。
中学受験のような猛烈な勉強をしなくても、ポイントさえしっかり抑えて算数を勉強すれば、中学の数学でも高得点を取ることができます。
中学生になってから本格的に数学を勉強し始めるのではなく、小学生の時からしっかり算数を勉強すれば数学の勉強が楽になります。
算数の基本をしっかり理解し、マスターすれば、応用問題を解くこともできますし、中学生になって数学の学習が始まっても、難なく高得点を取ることができます。
『小学校の算数の学力で中学の数学の成績が決まる』というのは、数学も算数のようにしっかり勉強することを前提としています。
算数をよく理解していた子は、数学の応用問題も容易に理解し、スラスラ解くことができます。
それに対して、算数を充分理解していなかった子は、数学の問題を解く時、算数の学習内容でつまずいてしまい、応用問題が解けるレベルになかなか達することができません。
これが、今までの経験から私が一番感じていることです。
算数と数学は連続した内容で、積み重ねの教科ですので、一つひとつ、確実に理解して学習を進めていかなければならないのです。
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