おすすめのサンドウィッチ勉強方法・復習による勉強方法

2020年11月2日

おすすめのサンドウィッチ勉強方法

 

ある日のことです。定期試験前なので、自習形式で、各自が試験勉強をしました。

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常に学年トップ5以内の成績であるS君は、はじめ、苦手な社会科を勉強していました。

1時間後、S君は社会科の勉強をやめ、得意な英語の勉強を始めました。

30分後、英語の勉強をやめ、また社会科の勉強をし始めました。

1時間後、社会科の勉強をやめ、好きな数学の勉強をし始めました。

20分後、数学の勉強をやめ、それから1時間ちょっと社会科の勉強をして、この日の試験勉強は終わりました。

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この時、成績が学年の真ん中位であるT君は社会科だけを勉強しました。

T君は時折、疲れた表情を見せていましたが、彼なりに集中して勉強していました。

試験勉強が終了し、S君とT君の社会科の学習量を比べると、勉強時間が少ないにもかかわらず、S君の方が多く勉強したのです。

 

S君は、成績はよいけれど、社会科は苦手科目なのです。

T君は、社会科は、それほど苦手ではないのです。

ですから、S君は成績がよいから社会科を多く勉強することができたというわけではないのです。

 

S君は、定期試験前は、いつもこの方法で勉強しています。

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つまり、苦手科目や好きではない科目は、集中力が続く限り勉強し、疲れて能率が悪くなると、気分を切り替えるため、好きな科目の勉強をするのです。
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そして好きな科目を勉強していて、やる気が出ると、また苦手な科目を勉強するのです。

以前は、苦手科目を勉強中、疲れて集中力がなくなると、休憩しました。

しかし、休憩すると、長く休みすぎてしまい、時間がもったいないので、好きな科目を勉強する方法に切り替えたのです。

 

この方法をT君にも勧めてみました。が、T君は実行することができなかったのです。

なぜか?

それは、T君には気分転換になるほど好きな科目・得意な科目がなかったのです。

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ですから、まず得意科目を作る

そして試験勉強中、苦手科目の勉強に疲れたら、休憩せず、得意科目を勉強する。

苦手な科目を勉強するときは、得意科目の勉強を時折行うことにより、効率よい学習ができます。

この方法を試してみて下さい。

 

今回紹介しましたS君も、はじめから成績がよかったわけではないのです。

S君が中学1年の時に、私は上記の話をS君にしました。

彼はこの方法に興味を持ち、実行しました。

途中辛い時もありましたが努力し、継続できるようになったのです。

そして、常にトップクラスの成績をとるようになったのです。

S君の学習スタイルを真似するのは大変ですが、真似できるまで努力し、実行できるようになれば、後の学習は楽になります

つまり、楽に高得点を取ることができるようになるのです。

 

これをヒントにアレンジした自分なりの方法でもよいと思います。

試験勉強のための時間は限られているので、その時間内に如何に集中して多く学習できるかが勝負です。

 

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負けず嫌いな子の復習による勉強方法

負けず嫌いな子が試験で悪い点数を取ると悔しがり、次の試験は頑張ろうと意気込みます。

しかし、思うように勉強できず、結局、次の試験でも納得いく点数を取ることができません。

これを繰り返すうちに、学習意欲がなくなってしまいます。

 

今回ご紹介する中学生のK君も負けず嫌いな子でした。

K君はバスケットボール部で、部活動に積極的で活躍していました。

K君は数学と英語が得意でした。

しかし理科と社会科の点数が伸び悩んでいたのです。

理科と社会科は覚えることが多く、試験日までに試験範囲を暗記し終えることができなかったのです。

 

私はK君に

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試験で悪い点を取ったら、次の試験を頑張るのもいいけれど、その前に悪かった試験の範囲をもう一度勉強してごらん
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そして悔しく感じたらそれらをすべて暗記し、それから次の試験勉強をしてごらん

と言いました。

 

K君は実行してくれました。

そして私に

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勉強していると『何でこんなこと覚えられなかったんだろう?』と思うことばかりで悔しいです。でも、もう覚えました。
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もう1回、前の試験を受けたいです。

と話してくれました。

 

それからK君は『悔しさ』が『やる気』となり、理科と社会科の点数が少しずつ伸び始めたのです。

しかしK君は「満点を取るまで終わった試験の復習は続けます。」と言いました。

そしてこの勉強を続けたのです。

 

このK君の勉強方法は、受験で大いに役立ったのです。

K君は、悔しく思いながら勉強(暗記)したため、完璧に覚えていたのです。

つまり数ヶ月たったら忘れてしまうような暗記ではなかったのです。

 

そのため、試験範囲が全範囲である受験前の模擬試験を数回受けた結果、毎回、理科や社会科の偏差値は70前後だったのです。

私もこの偏差値には驚き、K君と喜びました。

その後、もちろん、K君は第1志望の難関校に合格しました。

勉強方法として復習は重要

復習は基本でありとても大切なのです。

しかし、どの子も先へ先へと気持ちが行ってしまい、復習を疎かにしてしまいます。

復習をしっかり行ない、着実に進める学習方法が今後あらゆる場面で大いに役立ちます。

試験で納得いかなかったら、次に頑張ることよりも、納得いかなかった試験内容をまず繰り返し復習してみて下さい。

完璧に覚えることができます。

 

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Posted by Let's learn!