受験に出る鶴亀算の問題と解き方、簡単に考えて解く方法
鶴亀算は、鶴と亀の頭数の合計と足の合計数がわかっていて、それを基に鶴と亀それぞれの頭数を求める問題です。鶴と亀以外でも例えば値段の異なる2種類の物を買う時の合計の個数と合計金額がわかっていて各々何個買ったかを求める問題などもあります。
鶴亀算
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2種類の買い物
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【問題】1個200円のリンゴと1個80円のミカンを合わせて15個買ったら合計代金は2280円でした。リンゴとミカンはそれぞれ何個買いましたか。
リンゴとミカンを何個ずつ買ったのかを求める時、まず仮に全部ミカンを買ったらどうなるか、考えましょう。
ミカンは1個80円なので
80×15=1200
合計代金は1200円になります。
実際は2280円ですから
2280ー1200=1080
1080円足りません(差があります)。
この差はミカンより高いリンゴも買ったからです。
ミカン1個とリンゴ1個の差は
200-80=120
120円なので
リンゴを1個買うと差が120円縮まります。
リンゴを2個買うと
120×2=240
差が240円縮まります。
合計15個のうちリンゴが1個増えるごとに
差が120円縮まるので、差が0円になるになるには
1080÷120=9
リンゴを9個買えば、差が0円すなわち
合計代金が2280円になります。
全部で15個買ったうちリンゴは9個なので
15-9=6
ミカンは6個になります。
答え.リンゴ9個、ミカン6個
このような問題は、難しく考えず、仮に1種類を全部買ったら実際との差はどうなるのか?なぜそうなるのか?を考えれば簡単に解くことができます。
この問題の場合、
①全部ミカンを買ったら、実際と1080円の差がある。
②ミカンの代わりにリンゴ1個買うと差が120円縮まる。
③ミカンの代わりにリンゴ2個買うと差が240円縮まる。
と、順序立てて考えていくと、答えを導くことができます。
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